四代目中澤農園|オフィシャルサイト|北海道むかわ町 穂別

中澤家旬報

2021.07.04

「みてる人は、ちゃーんと見てるんだよ」

「みてる人は、ちゃーんと見てるんだよ」
と、以前師匠からもらったという言葉を、親友が数日前にメッセージで送ってくれた。

四代目中澤農園のDMや、お野菜を送るときに同封している季節のお便りは自分たち(夫婦+コラムはスタッフと協力して)でつくり、
WEBサイトやオンラインストアは、土台を専門の方につくっていただき、写真や文章を更新しているのは夫婦でやっている。


こちら制作場面のイメージ図。笑  撮影banちゃん、2020秋。

このジャーナルを書いているツマの私は、ウェディングプランナーだったという職業柄、
依頼いただくものは「結婚式」で、仕事で完成させるモノは「結婚式」だった。

「完成したことを喜び共有する」ことが当たり前だった。
結婚式という大きな喜びの日のなかにいて、「あぁ、よかったねぇ」としみじみと、新郎新婦さまとご家族と、列席者の方と、スタッフの皆と喜びを共有する。
それが「やりがい」というものだった。

DMも季節のお便りも、WEBサイトもオンラインストアも、出来上がったときに誰かと「よかったねぇ」と喜びを共有することが少なくて、
わたしはデザイナーでもイラストレーターの達人でもないのでいつも、いつまでも試行錯誤で。

そうして3年やってきて、つい先日には「私は完成した喜びを共有したかっただけ」と、仕事から帰った和晴さんに、
納品されたお便りを手渡そうとしたら受け取ってもらえなくて実際にケンカしたりしていた。笑

そのケンカのあと、「みてる人は、ちゃーんと見てるんだよ」とメッセージをもらい、

そうして昨日、一年を通じてお野菜・果物を買ってくださっているお客様から、「中澤さんの農園だより、読みやすくてファイルに保存しています  それと思い出しました  初めてだるま芋を注文した時、ホームページに好感をもった事も大きいです」とのメールをいただいた。

すごいなぁ。

「みてる人は、ちゃーんと見てるんだよ」が本当なんだと、とても優しく腑に落ちた。

昨年の秋には、「中澤農園通信、バックナンバー欲しいなあ〜」とおっしゃってくださった方がいて(誠に励みになりました!)、いつかWEBサイト内にバックナンバーをまとめたページをつくりたいなぁと思っている。

ちょっとずつしか更新していけていないけれど、レシピやバックナンバー、ちょっとずつでも蓄積させていこう。


「秋の落ち葉が海へのお礼、ってなんかもう、目からウロコというか思わず膝を叩いてしまいました…!」とのお言葉とともに秋の夜長にバックナンバーを読みたいとおっしゃっていただいたときの通信はこちらです。2019年晩秋号。画質綺麗に・容量小さく、どうやってアップするか試してみなきゃ。

 
さてここで、該当される方がなかなか少なさそうな情報ですが、最近「そうだったのか…!」とわかったことがあったので共有してみます。
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鹿が 庭にやってくる 皆さま、
ほうき草(コキア)は 鹿に めっちゃ食べられます
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何度植え直しても咥えて引っこ抜かれ、ほうき草たちが瀕死に。
(先日とうとう鉢植えに植え直して家の側に寄せました)

ドライフラワーにしてみようと育てているほかのものは大丈夫なのに、ほうき草だけ…!
美味しいのかなぁ。

最後に、令和3年7月4日の農園の様子を。

夏の青果物の先駆け、ともりんさん。7月末まで。


スイカも穫れはじめ、まずは地元の直売所と一服休憩で🍉 7月中旬頃から発送開始します!


一年目の苗、7月のアスパラさん。


とうきびの穂の出始めの様子。8/10頃から発送開始予定。


穂がしっかり出るとこうです!ぴん!


和晴さんたちが一服で食べたスイカの皮は牛さんが美味しく食べてくれます。うちのフードロスに一役買ってくれているのは牛さんたち。この子は明日が出産予定日のさきこ。


右側の、上に伸びた葉っぱの足元にメロンの実。葉っぱで光合成をして実が甘くなるの図。


今年はじめて直売所に並べたスイカのひとつ。全国を見れば、強雨の被害の大きさに胸が痛くなります。被災されている方々に謹んでお見舞いを申し上げます。今、元気にやれている地域のひとつの私たちは精一杯自分の持ち場を頑張ります。

July 4 2021, 8:17pm.