穂別メロンについて
昭和の終わり頃、現在うちにある16棟のハウスはかつては全てメロン栽培が行われていたほど、この地域ではメロンの栽培が盛んに行われていました。この頃の穂別は、札幌と帯広を結ぶルート上にあり、夏には直売所前の道路に渋滞が出来るほどの交通量がありました。そのため直売所にも人が溢れ当時人気だったメロンは沢山のお客様のもとに嫁いでいきました。
次第に、新たな国道や、高速道路の完成により直売所前を通過する交通量は減ってしまいましたが、毎年楽しみにしてくれている地元のお客さんや、今でも遠方からはるばるメロンを求めて来てくださるお客様もいっしゃいます。 作物の中でもっとも気を使う作物が、このメロン栽培です。
気候や、温度変化に敏感で、育て方も繊細丁寧に行わなければならないのです。おいしく甘く育てるのは職人技ともいえるでしょう。大変とも言えるメロン栽培を続けることは、常に自分の農業栽培技術レベルの向上に繋がります。ここ数年特に天気が安定せず、ゲリラ豪雨・干ばつ・長雨・日照不足等々、毎年悩まされながら、いかにして舌へのビリビリ感なく、かつ甘く、大きく育てるかを考え、毎年工夫を凝らして育てています。
農業は自然のもの、とわかっていても、甘くおいしいメロンを食べたいと願うお客様がいらっしゃる限り、自然と向き合い、自然を活かす。そんな「人間が培ってきた知恵」を凝らして甘いメロンづくりに励んでいます。
収穫時期： 7月上旬〜7月末まで
販売時期： 同上
特記事項： 収穫できる期間がシビアに決まっております。詳しくは下記のオンラインストアをご確認くださいませ。
