四代目中澤農園|オフィシャルサイト|北海道むかわ町 穂別

中澤家旬報

2021.11.28

拝啓、下書きより

農園のWEBサイトに、レシピページを厚くしたいなと思い続けていて、

「♯だるまいものレシピ」ページを以前アップしてから、次にアップしたいなと思っていたのが、

「お客様から教えていただいたレシピを共有するページ」。
農園のお野菜を食べてくださった方とメールなどでやりとりしていて、何げなく “こんな風に食べたよ” と
レシピ・食べ方を教えていただくことがあり、わたしだけが聞いているのはもったいないなと思い皆さんに共有するページです。

ちょっとずつまとめはじめました!

ページを更新するにあたりHTMLというものの初心者で、(HTMLとはたとえば、ページのなかに「目次」をつけたり、記事の文末に「前の記事へ・次の記事へ」と前後のページに移動できるようにしているのがそれです)、一つ一つ調べながらやっているためなんとも時間がかかるのがもどかしいのですが、楽しく近くアップできたらいいなぁと思っています。

さて今日は、そのページをまとめていたら、ふと下書きのなかに過去に記事を途中まで書いて公開しのがしていた記事を見つけたので、アップしてみます。
いつもに増して箸休め的な記事なのでゆるくご覧くださいませ^^

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「新しいWEBサイトにはわたしが記事を書いてアップする“ジャーナル”を作ろう」となんとなく想像しはじめていた去年の今頃(※この下書きを書いたのは2021年9月末、去年の今頃というと2020年9月頃)、「おはなしの種」というタイトルで、ふと思ったことや、農園の日常にあった面白いことなどを書き留めはじめていた。

そのメモを開く機会があって、いま見て個人的に好きだったものを書いてみます。
 

「頬になにか当たったのは、目には見えないけれど、風と名前のついたものだよ」

2020年8月、娘が100日を迎える月に、抱っこして散歩に出かけるようになって最初の頃に娘に呟いた言葉。
そのとき自分で、いいこと言ったじゃん、と思って書き留めたのでしょう笑。

 

「いなかは、道のそこかしこにちょっと立ち止まる余裕がある」」

穂別内でちょっと道に迷ったときに一旦停まりたくて、すぐに車を寄せて停まれたときに思った言葉。
200万人都市や17万人都市で暮らしたり、色んな街で運転した経験より、いなかのおおらかさみたいなものをここで感じたのでした。
 

「この年まで生きれてありがとうだよ」「こはな(ばあちゃんから見てひ孫)が大きくなるまで生きてられん。100歳まで生きたって15歳くらい」

80代のばあちゃんとお友達の会話より。一言目がばあちゃんのお友達、二言目がばあちゃん。この年まで生きれてありがとう、100歳まで生きたって15歳くらい。… いまのわたしから見て2世代先の齢まで生きて、することができる会話。色んな気持ちが浮かびしみじみしました。

 

「おたんようびおめでとう」

ベトナム人研修生さんのクィンさんが、和晴さんの誕生日に送ってくれたというメッセージ。
和晴さんの推測では、「日曜日」とか「月曜日」と同じように、お誕の曜日と思ったんだろうとのこと。ほほえましい笑。
いま書いていても笑いの琴線に触れるらしく、笑える。

 

「ご飯が余ったから甘酒をつくる」

ある冬の日、ばあちゃんがそう言って米麹の甘酒をつくってくれた。甘酒はわざわざ材料を用意してつくるものと考えていたけれど、「炊いたお米が余ったからつくる」というもっと身近なものなんだなと新鮮な気持ちになった。ちなみに中澤家では、親戚がつくるこちらの生タイプの米麹を冷蔵庫に常備しています^^→小坂農園の米麹

甘酒の写真がなかったので、日々の中澤家の米とぎ風景より。1.5日に一度程度、八合ほどのお米をガス釜で炊き、電子ジャーに移して頂いています。
 

以上 拝啓、下書きより でした。

レシピページもどうアップすると見やすいか考えながら、まとめてみます〜。
皆さんとのやりとりのなかで教えていただいた「こんな風に食べたよ」レシピ、お楽しみに^^