四代目中澤農園|オフィシャルサイト|北海道むかわ町 穂別

中澤家旬報

2021.03.10

まるさんねん

丸三年経ちます。結婚して。

そんな今年は結婚記念日の3/20がちょうど地域の「社日」( 社日とは、生まれた土地の神様(産土神)を祀る日のこと。春分・秋分に一番近い戊(つちのえ)の日にそれぞれ行う。)の前日であったり、家族行事があったりと少しせわしない予定だったので、3/10に和晴さんとふたりで夜ごはんに出かけた。
3/6の交換日記に、「今年の結婚記念日はたてこんでるから、違う日に行くのがよさそうね!どこか行きたい所あるかね?」と和晴さんが書いてくれたのをきっかけにふわふわーっと今日の日のディナーが決まった。

小さな町だと、いい。交換日記の提言から翌日、ちょっとした用足しで軽トラで町に出かけて、その流れで穂別唯一のイタリアンのお店に立ち寄って予約の相談をしたのだった。

楽しい夜でした^^
お店について、車を降りて、娘がいないことを「なにか忘れ物している感じ」と表現した和晴さんの言葉に「本当にそうだな」と思いながら、いっときのんびり楽しませてもらいました。

こちら結婚一年目に和晴さんが贈ってくれた時計。
『Knotは2014年、吉祥寺の小さなマンションの一室で誕生しました。「カスタマイズウォッチ」のパイオニアであり、ものづくりで、人と人の思いを結ぶ会社です。』MADE IN JAPANのものを使いたい、と探して東京出張中にプレゼントしてくれました。

すごくちなみに、結婚記念のお祝いということで、結婚指輪をしていきたいところだったんだけれど、

昨年11月の末のある朝、薬指が腫れてしまって、夜になっても引くことなくどんどんパンパンになってしまって、どうしようもなく和晴さんに指輪カットをしてもらったのでした。笑、泣。

指輪をお願いしたアトリエさんに相談したところ、直せるとのこと、さらに石を加えられるとのことで、せっかくなので内側に娘の誕生石をポチッと入れてもらいました。
しかし腫れた薬指は治ったように見せて、以前と同じサイズの指輪がきつくなる程度にサイズアップしたままになってしまって、はめられず。

そんなわけで結婚指輪の代わりにと腕時計をしてみて、お店についてみたら和晴さんも腕時計をしていて、家で身支度しているときにわたしが腕時計をしているのが見えてしてきてくれたのか、理由は聞かなかったけれど、なんだか嬉しかった。

お店のオーナーシェフさんとゆっくりお話もできた。釣り好きなことは知っていたが、昔モンベルの初代の頃のカタログで写真モデルをしていたそうで、スタイリング一式を支給されて、自分で企画を考え、カメラマンらクルーと同行してロシアなどに撮影へ行っていたというおもしろ経歴をはじめて聞いた。この町がまたひとつ好きだと思えた夜。